三連休

三連休、夫は子供達を連れて福島へ、私は大学の友人が住むマンションにあそびにいくことにした。福島への行きすがらマンションまで送ってもらうと、そこは大都会のど真ん中で、歌舞伎座新橋演舞場が目と鼻の先だった。こんなところに住むって、どんな気持ちなんだろう、と、一日だけの擬似体験が楽しみでワクワクした。

子供達は笑顔でお別れを言ってビューンといなくなってしまった。私がいないとどうのこうの…なんていう時期はとっくに過ぎてしまったのだ。子供達は成長してるんだな、確実に。

訳あって東京に戻ってきた友人とはいろんなことを話をした。結婚相手と根本的なところで意見が合わないことの苦しさ。結婚前にそのことに気付けないこともあるのであれば、結婚指南書みたいなものを国を挙げて作ったらいい。離婚率は減るかもしれん。

そして、夫の仕事についていくという形をとることで、女の人って多かれ少なかれ、生活や人生に混乱が生じる。それを埋め合わせたり、調整したりという配慮や気配りを夫がしてくれないと、やっぱり女の人の人生はすこし辛いものになってしまう。当たり前のことなのに気付いていない男の人の多いことよ。ここにも指南書がいるんんじゃないか。

独身以来、久しぶりに友達の家に泊まって、お店をはしごしたり、夜更かししたりして、ゆるりとした時間を過ごした。とても楽しくて、たくさん話をして、色々なこと考えることができた。そして思うこと。今ある幸せを大切に、周りにいる家族に、友達たちに感謝をして、毎日を大事に、生活していきたい。いつだってベストタイミングで、遅すぎることはない!

東京ど真ん中生活の擬似体験。田舎育ち・現在田舎暮らしの私は、憧れて羨ましく感じたけれど、帰ってくると、田んぼに囲まれた街に安心するのだ。三つ子の魂百まで…みないなもの?

水曜日

週の中日、水曜日。バイトお休み。社宅のお友達とランチへ。

姫路からの転勤のお友達によれば、近所の中学校は公立進学校の受験に備えられるような指導はしてくれないという。さらには美術の先生はかれこれ8ヶ月くらい不在のまま。最近は家庭科担当の先生もお休みに入ってしまったそう。公立学校の先生は疲弊しているのかな。私立と公立の差、公立の中でも塾に行くか行かないかで差が出るようだと、結局親の差が子供の差になってしまう。それが当たり前のような社会にはなって欲しくない。地域によっては、公立でもしっかりとした指導が出来ているのに。地域間の財力差、地域に根付く教育への考え方、、、、そういった差があるのかな。公立で十分な勉強ができる、そういう環境を整えることが出来れば、安心して子供を育てられるのに。

ヒナタは学校でプールがあり、放課後はサッカーにも行ってヘトヘト。夜は疲れ過ぎて泣きながら明日の準備をしていた。がんばってるなー。

ハル君は、保育園のプールの安全な入り方を、「これ大切なこと、一つの手はプールの持つところを持って、もう一つは先生の手を持って、こうやって入る。」と完璧なジェスチャー付きで話してくれた。ハル君が水着でプールに慎重に入って行く姿が目の前にハッキリと浮かんできた。相変わらずのしっかり者。

日曜日

日曜日は大学の友達に会いに東京へ。遠いようで近い東京。バスに乗ったら40分。往復3,000円の交通費が心理的に遠く感じさせるけど、実際はかなり近いのだ。



海を渡ると景色は様変わり。田んぼと海の田舎から、人工物オンリーの世界へ。緑はあるけど作り込まれた美しさなのが東京。一切ムダな空間がない。



約半年ぶりに会う友人達。みんな全く変わらず、可愛くて、面白くて。元気をたくさんもらう。あーー良いな、友達に会えるって最高だなー。



私がお茶を楽しんでいる間に、子供と夫はスカイツリーやらポケモンセンターやらを回って来たよう。待ち合わせ場所に走ってやってきた二人は、ポケモンのカードやらポーチを嬉しそうにに見せてくれた。

友達が東京は世界で一番の街だよ!って言い切ってたけれど、たまに来る東京はやっぱり面白いなー。