三連休

三連休、夫は子供達を連れて福島へ、私は大学の友人が住むマンションにあそびにいくことにした。福島への行きすがらマンションまで送ってもらうと、そこは大都会のど真ん中で、歌舞伎座新橋演舞場が目と鼻の先だった。こんなところに住むって、どんな気持ちなんだろう、と、一日だけの擬似体験が楽しみでワクワクした。

子供達は笑顔でお別れを言ってビューンといなくなってしまった。私がいないとどうのこうの…なんていう時期はとっくに過ぎてしまったのだ。子供達は成長してるんだな、確実に。

訳あって東京に戻ってきた友人とはいろんなことを話をした。結婚相手と根本的なところで意見が合わないことの苦しさ。結婚前にそのことに気付けないこともあるのであれば、結婚指南書みたいなものを国を挙げて作ったらいい。離婚率は減るかもしれん。

そして、夫の仕事についていくという形をとることで、女の人って多かれ少なかれ、生活や人生に混乱が生じる。それを埋め合わせたり、調整したりという配慮や気配りを夫がしてくれないと、やっぱり女の人の人生はすこし辛いものになってしまう。当たり前のことなのに気付いていない男の人の多いことよ。ここにも指南書がいるんんじゃないか。

独身以来、久しぶりに友達の家に泊まって、お店をはしごしたり、夜更かししたりして、ゆるりとした時間を過ごした。とても楽しくて、たくさん話をして、色々なこと考えることができた。そして思うこと。今ある幸せを大切に、周りにいる家族に、友達たちに感謝をして、毎日を大事に、生活していきたい。いつだってベストタイミングで、遅すぎることはない!

東京ど真ん中生活の擬似体験。田舎育ち・現在田舎暮らしの私は、憧れて羨ましく感じたけれど、帰ってくると、田んぼに囲まれた街に安心するのだ。三つ子の魂百まで…みないなもの?